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天才児 [教育]

以前テレビで「天才児」についてやっていた。どうして天才児が生まれるのか・というような内容。
見た方もいらっしゃると思います。
取り上げられていたのは、8歳の天才ピアニストと呼ばれている男の子。80曲を暗譜しているそう。まだ1オクターブも届かない手で、モーツァルトのピアノコンチェルトをオーケストラと共演していました[exclamation]

脳科学者によると、ピアニストの脳というのは小脳と、左脳と右脳を繋げている部分が一般の人よりも大きいらしいのですが、生まれつき大きい人が天才児となっていくのか、訓練により大きくなるのかというのを研究していた。
結果としては、チェロを習い始めた子供が、習い始めて1年で左脳と右脳を繋ぐ部分が大きくなっていたので、生まれつきということでも無いらしい。
希望が見えてきましたね[ぴかぴか(新しい)](笑)

上記の天才ピアニストの少年がどうやって生まれたかというと、母親が子供の頃ピアノを習いたかったのに、両親は兄にしか習わせなかったそう。でも彼女はやりたかったので、子供が出来た時に習わせようと思っていた。そして妊娠した時に、お腹の中にいるうちから毎日同じクラシック曲を流し続けたそう。そして彼が生まれ、赤ちゃんで一人おしゃべりをしだした頃、妊娠中に流していた音楽を鼻歌で歌ったそう[exclamation×2]
そして、2歳のとき、「メリーさんのひつじ」をピアノを習ったことも無く、ドレミも知らないうちに、全く間違えずに弾いたそう。
3歳の時の発表会のビデオでは、同じ年か4歳くらいの子が、メロディーを両手で順番に橋渡しで弾いている状態の時に、彼は両手でモーツァルトを既に弾いていた。

ここで番組は、早期教育とはどれくらい効果があり、いつから始めればいいのか・という問題になった。
そこで、アメリカで生まれて数ヶ月の子供を何十人か集め、半分には週一回、3ヶ月間(だったかな・・・)沢山話しかけたり色々な事をすることにより、脳に刺激を与え続けた。

1歳になった時、特に何もしなかった子供とさほど差は見られなかったが、2歳になると違いが出てきた。3歳になると更に明確に違いが見られ、小学校に上がっても大人になっても[exclamation]つまり、幼児期の刺激は、一時的な効果を示すのでなく、生涯のものとなるということが分かった[ぴかぴか(新しい)]

もう一例。12歳の女の子が、虐待により家の一室に12年間閉じ込められ、しかも部屋に居る時は常に椅子に縛り付けられ、椅子に座りっぱなしにさせられていた。それにより、12歳にして知能は1歳並、歩くこともままならない状態だった。
この少女を付きっ切りで教育していく。好奇心と探究心が強い子だったので、身の回りにある物に全て名前があるのだと知ると興味を持って単語はどんどん覚えていったのだが、かなりの単語を覚えても、どうしても文法は覚えられず文章にならなかった。

人間は1歳の時点で、大人よりも多い脳神経を持っていてるが、それを必要なものは繋いでいって回路を作るが、必要ないものは衰退していく。つまり、この少女はその回路を作る時期に周りから隔離されており、脳に刺激を全く与えない状態にあったため、文章を作る回路が衰退してしまい、使い物にならなくなってしまったので、成長してからどんなに訓練しても上達しなかったそう。

上記2つのことから、人間の脳は幼児期が大切だということが分かった。早期教育に早すぎるということは無いらしい。3歳になってからでは既に脳神経回路が出来てしまうので遅いらしい[あせあせ(飛び散る汗)]
胎児は7ヶ月からお腹の中で音を聴き始めるらしい。なので、天才ピアニストの少年は既に早期教育が始まっていたので、良かったようです[るんるん]
話しをまとめると、早い時期から脳に沢山刺激を与えることで神経回路が沢山できる為、頭の良い子・才能のある子に育っていくらしいです!

・・・私の母は声楽家で、私も母のお腹の中にいるときから母の歌や音楽を沢山聴いてきたが、「天才」にはなれなかったけれど、、、(笑)

ピアノに限らず楽器を演奏するには①楽譜を見る
                     ②指を動かす
                     ③音を聴く   と、同時に色々なことをするため、脳が活発になるらしいです。①の楽譜を見る・という中だけでも、「リズムを読む」「音を読む」「強弱」「フレーズ」「記号」と沢山の要素が含まれていますからね[あせあせ(飛び散る汗)]つまり、脳が刺激されるということです。
子供だけでなく、年配の方などもピアノを弾くと指を動かすので「ボケの防止にいい」と言われるのには、こうした理由もあるのでしょう。

ピアノを弾くと言う事は脳にいいのですね~[グッド(上向き矢印)]
興味のある方、始めてみようか悩んでいる方は、迷わず是非始めてみてください[るんるん]

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