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ピアノで身に付く [教育]

ピアノを習うって、これまでお話ししてきたように音楽・芸術・感性を磨き、ピアノの弾き方を習い身につける事は勿論なのですが、その他にも身につく事が沢山あるのです[グッド(上向き矢印)]
ピアノは他の楽器と違い、連弾や2台ピアノでの演奏はあってもやはり一人で演奏する事が多いですよね。何が言いたいかというと、孤独な作業をする事が多い、つまりは自分との戦い、忍耐力が必要になります。ですから

①忍耐力がつく! 
 大学時代にも授業の先生もおっしゃっていました。「ピアノ科は勉強に向いている」と[グッド(上向き矢印)]他の楽器の人は、(人にもよりますし、ホントかウソかは置いておいて)先ず長い時間椅子に座っていられないらしいです(笑)
それから

②集中力・考える力もつく!
 ピアノは他の習い事と違って、週1回その場に行って行えばいいという習い事とは違います。レッスンの日の為に1週間練習しなければなりません。
レッスンとはある意味、1週間なりこれまでの成果を見てもらう場です。
毎日続ける・ということが、どれだけ凄い事か[exclamation×2]
「どんなことでも1万時間やればプロだ」ということを聞いた事があります。
毎日の練習では、ただひたすら弾いていてもなかなか上手くはなりませんし、いつも間違うところもでてきます。
そうしたことから、「どういう練習をしたら上手になるかな」「どうしたら効率よく練習できるかな」「どうしてここは難しいのかな」「ここは何を表現しているのだろう」などなど、自分で考えて工夫しながら練習するのですから、集中力や考える力も身に付きます。

③視野・視点も広くなる!
 楽譜には沢山の情報が載っています。ともするとゴミのようにも見えてしまうようなスタッカート1つを見落としても、全く違った表現になってしまいます。
小さいうちから、沢山の情報の載った楽譜を見て、楽譜の情報を汲み取る訓練をしたり、上記のような「どうしたら?」という考えた練習をしていくと、日常生活のうえでもこうしたことをしてこなかった人に比べると、色々なことの見え方が違ってくる気がします。。。

④耳・意識も広がる!
 ピアノでは、一つの音ではなく一度に沢山の音が聞こえてきます。これがピアノの魅力でもあるのですが、反対に難しさでもあります。
一人で合唱をしているように何声部もの旋律を聞き分けて、歌い分けて演奏しなければなりません。
1つのことだけに意識をめぐらせていては、他の声部が歌になってこないのです。気づくと変なところでアクセントがついてしまったり、フレーズが切れていたりするのです。だから、意識を広げておかないといけないのです!
私の感覚では、耳を左右に引っ張っている感じです(笑)
歌をはもって歌っているときに、相手につられそうになるのを保ちながら自分のパートを歌っている感覚と似ています。このとき、つられないように保ってはいるけれど、相手のパートも聞いていないと綺麗にはもれないのと同じです。
ピアノでは一人なので、例えば左右の2声だったら、左にも右にもお互いがつられないように、けれど、いいバランスでいられるように、自分が天秤の軸でいる感覚です。
これには少しの訓練と慣れが必要ですが、子供のある時、自分でこの回路が繋がった感覚を今でも覚えています[ぴかぴか(新しい)]
これの回路ができると、日常生活でも、聖徳太子とまでは行きませんが、2~3個の事は聞き分けられる気がします。(同時にしゃべっていることを全て聞き分けられるというわけではありませんが、何かに集中しながらも他の事にも意識を向けられるという感じです)

最近の人は、視野が狭い気がするのです。レストランなんかでも、「お~い、店員さん気づいてよ~[たらーっ(汗)]」ってことありませんか?
周りに配慮できる、気付ける、見渡せる、という能力も身に付く気がしますよ[ぴかぴか(新しい)]

こうした能力、そしてピアノの上達も速度は人それぞれです。
「1万時間」じゃないですが、とにかく諦めずに長く続けることが大切です。どんなに小さな一歩であったとしても、必ずそれは確かな一歩なのです!
その小さな一歩を100日続けたら、どんなに小さなものでも、100歩になるのです!それは大きな一歩の人から見たら、もしかするとほんの数歩かもしれませんが、人と比べる必要はないのです!
確実に自分なりの成長はしているのですから!最初の一歩を振り返ってみてください。随分進んできたと思えるはずです[グッド(上向き矢印)]
こうして続けているうちに、ある時自分でもビックリするような成長した自分と出会えるはずです[ぴかぴか(新しい)]
だから、続けた人が勝ちなのです!
ピアノも上手になって、人間的にも魅力有る人になれたら素敵ですよね[ぴかぴか(新しい)]
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