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物思い [子供]

今の子供達って本当に忙しいですよね[あせあせ(飛び散る汗)]
ピアノ教室の生徒さんも、「毎日何かしらの習い事があります」なんて子もいます[exclamation×2]
私が子供の頃も、私自身「習字・ピアノ・水泳」は習っていましたが。
そして、前に母に言われたことですが、
「今の子は空をのんびり眺めたりすることもないのかしらね。お母さんが子供の頃は
空を見るのが好きで、寝転がって空を眺めて、雲がどんどん形を変えて動いていくのを
ずっと見ていた物だけど」って。
私も小さな頃は雲の形が変わっていくのが面白くて、2階の部屋で眺めていた自分の姿が
思い出されるのですが、今の忙しい子供達はそういうことして育ってきているのでしょうか?
勉強だ習い事だ、と忙しい毎日に追われて、空を見上げて物思いにふける・なんて時間は
ないのでしょうか?
何だか、心配になってしまうのです[たらーっ(汗)]

海外に行ってみると、本当に日本のスピード社会を認識します。
歩くスピードだったり、話すスピード、空気・時空の流れるスピード。。。
そういう中で育ってきているからなのか、音楽もやはり日本人とは違うのですよね。。
一概には言えませんが、せかせかした演奏をする人は少ない気がします。
勿論、やるべきところ・やるべき時には気を引き締めて、気合を入れてやることは大切ですし、
仕事・テストなどには効率やスピードも求められるでしょう。
ですが、普段の生活ではやはり「ゆとり」と言う物が大切だと思うのです。

「時間的にゆとり」がなければ「心のゆとり」も生まれません。
時間に追われていれば、何かをこなすことだけで精一杯で、心のゆとりなどありません。
そうなると、自分のことだけで精一杯になり、人の事など考えていられない、
人に優しくする・思いやる余裕もなくなる[バッド(下向き矢印)]

時間にも心にも「ゆとり・遊び」の部分があれば、少しずつ回りのことにも目が向くようになるのだと
思います。
人に優しくしてあげたくもなると思います。

そして、子供達の可能性・能力というのは無限です。
日々の「しなければいけないこと」だけに追われてしまうと、脳みそがカチカチに固まってしまうように
思うのです。カチカチになったら何も吸収できません。
柔らかいスポンジのように、余裕を持たせてあれば、たくさんの事をどんどん吸収していくと思います[ぴかぴか(新しい)]
つまり、ダラダラ怠けろ・ということではなくて、
新しいこと、興味のあることを吸収できるだけの「ゆとり」を残しておいてあげて欲しいと思うのです。
その「ゆとり」は、物思いにふける時間であったり、疑問に思っていることを考える時間であったり、
自分について考える時間であったり、お友達や家族、好きな人の事を大切に思う時間であって欲しい。

こうした時間が、様々なことを考えたり工夫したりする力を身につけるだろうし、人としての優しさを
育める感性を育てる時間になるのではないでしょうか。
頭も心も柔軟性が大切ですね[るんるん]


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