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ショパン生誕200年記念コンサート [リサイタル関係]

2010年12月22日、杉並公会堂にてリサイタルを行いました。

前日記「リサイタルまでの日々」にあるように、色々あった中でのリサイタル。

沢山の不安を抱えながらも、「とにかく心を届けたい」「今できることを
丁寧につむいで音楽を」「ショパンの愛した音楽たち。私が今それらを愛するんだ」
という思いで1曲目のバッハの平均律第1番を演奏しました。

とにかく腕や手の張りが痛めている指にも影響するので、袖に引く度に
マッサージ。緩めます。

「どうか最後まで手が持ちますように」という祈るような思いと、様々な
思いを抱え、最後の曲まで辿り着きました。


年末のお忙しい中、お越しくださった沢山の皆様、そしていつも支えてくれている
家族へ感謝の気持ちを述べたとたん、思いが溢れてしまいました。。。


アンコールに、人前で演奏することを好まなかったショパンですが、この曲だけは
リクエストされると断らなかったと言われているショパンのソナタ第2番より第3楽章「葬送行進曲」。

実際に演奏したとされるノクターンOP.9-2を。ショパンは自身のノクターンやフィールドの
ノクターンを演奏する際に様々に装飾して演奏したとされ、弟子の楽譜に書き記されている
バリエーションがあります。それをピックアップした変奏バージョンでお届けしました。

最後に、実際にショパンが演奏会のアンコールとして演奏したとされる
「子犬のワルツ」で締めくくりました。


今回、リサイタルを行うかどうか大変に悩み、結果として行いましたが、
そこから沢山のことを経験し、沢山沢山反省し、新たに見えてきたことも沢山ありました。

皆様からの温かいお言葉を頂戴し、新たに身の引き締まる思いです。

先ずは手をしっかり治して、ゆっくり丁寧に、また新たに頑張って行きたいと
思います。

2010年は、本当に沢山の方々に支えられて終えることができました[ぴかぴか(新しい)]

新たな2011年を、皆様に恩返しができるように焦らずに頑張って行きたいと思います。

本当に、いつも温かく応援くださる皆様、成長を見守ってくださる方々、
初めてコンサートへいらして下さった方々、遠方応援にいらして下さった方々、
これから沢山の素敵な音楽に出会うかわいい生徒さんたち、
いつも支えてくれる家族、真剣に熱心に「どうにかリサイタルができるように」と
懸命に治療して下さった先生方、ご心配下さいました先生、
そして今回多大なご協力を頂きましたスタッフの皆様へ
心より御礼申し上げます。

ありがとうございました。


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