発表会

先週、発表会が無事終了しました

午前中の発表会だったので、スケジュールがタイトで
どうなることかと思いましたが、タイムスケジュールを組んで
前日に係りの方のお仕事内容や役割分担を全てプリントにしておいたので、
私は生徒さんのリハーサルと仕切り・説明に集中することができました。

お手伝いくださった皆様、ありがとうございました

会場はステージが客席に半分囲まれているような形で
とてもアットーホームで、雰囲気としては良かったのではないかと思っています。


先ず、４人連弾の「リスト：ラ・カンパネラ」から始まりました

こらが前日までゴタゴタと中々上手くいかず、どうなるかと思った１曲です
４人で片手ずつ、駆け上っていくメロディーを交互に弾くので、自分だけ
拍を数えていてもずれてきますし、人の音をきちんと聴いてタイミングを計らないと
微妙にずれるので難しいことは難しいのですが。。。
でも、だからこそ、上手くいったときの快感はひとしおです
つまり集中力が高まるからこそ、面白さも倍増するわけですが、
それがどうも伝わらないらしく、こちらの熱意とは裏腹に
中々火が付いてくれません

けれど、本番は一発集中ちょっとしたミスはありましたが、
一番の問題だった駆け上っていくメロディーは見事成功
一番良い出来でした

やはり集中力というのが如何に大切か・ということですね。
何度練習してもボケ～っとしていると一度も成功できなかった物が
集中するとバシっと決まるわけですから

とにかく、熱いレッスンの成果が本番で出せて良かったです

その後、ソロが続きました。
日ごろの成果が出た子も、緊張してか　力が出し切れなかった子もいましたが、
皆それぞれに一人でステージを乗り切ったことは、今後の大きな成長となります
普段の生活では経験しようもない、貴重な体験だったことと思います。
上手くいった部分も、失敗してしまった部分も、全てが今後の糧となります。
これは、一生懸命頑張った子にだけ、言える事です
練習しないで、頑張らないで本番で失敗してしまったとしたら、
それは当たり前です。
これはこれで、一つの経験ではありますが、一生懸命頑張っての失敗と
頑張らずしての失敗では、全く意味合いも、学びも、得る物も違うのです

失敗したっていいのです。人間ですからね。失敗から学んで成長していくのですから。
けれど、生徒さんたちには是非、精一杯の努力をする・ということを学んで
経験してもらいたいです
そうすることができる・ということが、ピアノだけではなく、人生でどれだけ大切な糧となっていくことか。


そして、最後は全員参加の連弾です
こちらも、何とか無事に終えることができました
皆で一つの物を作り上げる楽しさ・大変さ・責任感を感じ取って貰えたかしら？？

そしてことの後、講師演奏、ゲスト演奏と続きました。
今年はリストの生誕２００年という記念の年だったので、私は「愛の夢第３番」を演奏しました

そして今年のゲストはクラリネットの方をお迎えしました
とっても楽しく演奏できました
「段々小さく」という曲では、クラリネットならではの「段々小さく」が再現され、大変興味深かったですし、
私の頭の中では、まだあの曲が流れています
演奏していても楽しい曲でした。
ありがとうございました

そして、丁度お昼に発表会が終わると言うことで、打ち上げを行いました。
そういう意味では、この時間も良いのかもしれませんが、来年からは流石に無理ですね
ティータイムになるかな

何はともあれ、何とか無事に終了することができました。
皆さんの良い思い出になればと思います。

そして、また新たに素敵な音楽を一緒に勉強していきましょう