ウィーンの音楽

ジョイントリサイタルのご案内です。

来年、１月１９日（土曜）１３：３０開場、１４：００開演
武蔵野スイングホールにて、前回ご一緒させて頂きました
吉橋雅孝さんと、第２回のジョイントリサイタルを開催いたします。
今回は、「ウィーンの音楽」としまして、モーツァルトの連弾と
シューベルトの即興曲をお送りいたします

皆様お誘い併せの上、お越し頂けますと幸いです



また、１２月２２日（土曜）１２：１５～１２：４５
八王子いちょうホールにて、吉橋さんとの連弾のロビーコンサートを行います。
こちらは入場無料ですので、併せてお近くの方はお越しくださいませ
http://www.hachiojibunka.or.jp/icho/event/detail.php?id=e_e9ce9675

ショパン生誕200年記念コンサート

2010年12月22日、杉並公会堂にてリサイタルを行いました。

前日記「リサイタルまでの日々」にあるように、色々あった中でのリサイタル。

沢山の不安を抱えながらも、「とにかく心を届けたい」「今できることを
丁寧につむいで音楽を」「ショパンの愛した音楽たち。私が今それらを愛するんだ」
という思いで1曲目のバッハの平均律第1番を演奏しました。

とにかく腕や手の張りが痛めている指にも影響するので、袖に引く度に
マッサージ。緩めます。

「どうか最後まで手が持ちますように」という祈るような思いと、様々な
思いを抱え、最後の曲まで辿り着きました。


年末のお忙しい中、お越しくださった沢山の皆様、そしていつも支えてくれている
家族へ感謝の気持ちを述べたとたん、思いが溢れてしまいました。。。


アンコールに、人前で演奏することを好まなかったショパンですが、この曲だけは
リクエストされると断らなかったと言われているショパンのソナタ第2番より第3楽章「葬送行進曲」。

実際に演奏したとされるノクターンOP.9-2を。ショパンは自身のノクターンやフィールドの
ノクターンを演奏する際に様々に装飾して演奏したとされ、弟子の楽譜に書き記されている
バリエーションがあります。それをピックアップした変奏バージョンでお届けしました。

最後に、実際にショパンが演奏会のアンコールとして演奏したとされる
「子犬のワルツ」で締めくくりました。


今回、リサイタルを行うかどうか大変に悩み、結果として行いましたが、
そこから沢山のことを経験し、沢山沢山反省し、新たに見えてきたことも沢山ありました。

皆様からの温かいお言葉を頂戴し、新たに身の引き締まる思いです。

先ずは手をしっかり治して、ゆっくり丁寧に、また新たに頑張って行きたいと
思います。

2010年は、本当に沢山の方々に支えられて終えることができました

新たな2011年を、皆様に恩返しができるように焦らずに頑張って行きたいと思います。

本当に、いつも温かく応援くださる皆様、成長を見守ってくださる方々、
初めてコンサートへいらして下さった方々、遠方応援にいらして下さった方々、
これから沢山の素敵な音楽に出会うかわいい生徒さんたち、
いつも支えてくれる家族、真剣に熱心に「どうにかリサイタルができるように」と
懸命に治療して下さった先生方、ご心配下さいました先生、
そして今回多大なご協力を頂きましたスタッフの皆様へ
心より御礼申し上げます。

ありがとうございました。

本番までの日々

もう今年も本日で終わり
バタバタしている間に、日記を書く暇がなく、最終日になってしまいました。

13日、練習中に手を痛めてからは、色々な意味で大変でした。

当日はショックと動揺とでガックリ落ちてしまい。。。でもやらずにはいられず
恐る恐る練習。

翌日14日はホールでのリハーサル。
その為にも昨日は朝から練習していたのに。。。。
スタッフの方も来る予定だったため、弾けるのかどうかも分かりませんでしたが
取り合えずホールへ。

手には湿布。恐る恐るゆっくりと演奏。ホールとピアノの響きと感触を確かめます。
練習の合間、10時を過ぎたら、いつもお世話になっている整体院へ電話をし予約。

そしてまた練習に戻り、バランスなどを見ます。
でも、やっぱり右手が弱い。。。
指使いを変えるかもしれないので、楽譜を立てるかもしれないとスタッフさんに伝える。

ガンガン弾く曲は避けて、リハーサル終了。

お昼を食べて急いで整体院へ。

どうやら関節などに負傷はないよう。ほっとする。。。
でも、でも、それでもピアノは弾けない

取り合えず湿布を貰い、治療。良くなりますように。。

整体の予約を入れたためずれたレッスンを夕方から。

先生にも言われ、少し手を温存するため夜と明日は練習をお休み。。。


16日、再び整体院へ。手だけが問題ではなく、首が昔から悪いから、首や
疲れから手に来たのかも。疲れていたりすると、手も傷めやすくなるそう
皆様も気をつけてくださいね。

肩こりも昔から凄いのですが、ついつい「まだもう少し大丈夫」「今日は大丈夫そう」と
普段時間が無いものだから時間ができると体の調整よりも練習をしたくなってしまう。
そうした疲れから、もしかしたらグギッといってしまったのかも。。。

確かに、腕などはパンパンでした。。。ようやく筋肉もできてきたと思っていたので
やはり疲労でしょうね

17日、恐る恐る軽く練習。しかし、このまま弱く弾いていても、手が本番までに治った
としてもこんなんでは弾けないと思い、８０％くらいの力で弾いてみる。
大丈夫なところは大丈夫だが、やはり手の角度により痛くなりそうな瞬間が。。。

18日、朝レッスンをしてから、ピアノ教室のクリスマス会のリハーサル。
バタバタと過ぎ去る。。。そして、ネットで見つけた鍼灸院へ夕方から行く。
とっても丁寧に親身になって診て下さる先生で有り難かった。
手に置き鍼をして運動鍼というのをしたら、手の痺れが殆ど取れました
嬉しくなって、診療ごに出していただいたお茶菓子の生姜のキャラメルのようなものを頂いていたら、
歯の詰め物が取れる歯医者も行かなきゃ。。。
そして帰り際、頭が物凄く痛くなり、帰ってから少し練習しようと思っていたが
体もだるく寝る。

19日、頭が痛くて起きれない。午後に予約していたお世話になっている別の整体院へ。
ここの先生も親身に診て下さるのでありがたい。
体は楽になったが、体調が思わしくない。
大学時代の先生からお電話を頂き、励ましを頂き、コンサートをするかキャンセルするか
について話し合う。

20日、練習しようと思っていたが、体が動かない。夕方、何だかおかしいと熱を測ってみたら
誕生日にもかかわらず（関係ないですが(笑)）熱が出て、病院へ

21日、体は少し楽になった。軽く練習をして夕方、再度、鍼灸院へ。薬指のところは痛めないように
気をつけていることもあるが、手の角度や開きが無ければ大丈夫そうだが、今度はかばっていたせいか
中指の薬指側に痺れが鍼治療をしていただき、置き鍼をして帰宅。
実家へよってご飯を食べて22時30帰宅。

当日、微熱。。。しかしやると決めた以上頑張る
リハーサル中、やはり和音をつかむのができず、急遽バラード2番とポロネーズは４和音の
ところを部分的に３和音に音を省くことに。
ピアノの位置も、右手側がなるべく音が楽に響く場所を検討し、ピアノも調整していただく。
大分よくはなった。

そして本番。。。。

この続きはまた改めて。。。

遂に。。。

11月頭ごろからずっと体調もおかしかった。

1年半全く治らなかった額のニキビ（とも違うような）もずっと放置していたので
遂に漢方もやっている皮膚科へいき、これはようやく治ってきた

そして、めまい、耳鳴り、幻聴まで聞こえた
自分でも流石におかしいと思い心療内科もしているところだったので相談したら、
こちらはどうやらストレスだったようで、漢方のお陰なのか治まった。

視力も急激におちて、よく見えない。
遂には乱視状態がひどくなり、本を読むのもダブってしまい焦点が合わず
読みずらい

そしたら今度は先週から風邪を引いてしまい、こちらが治ってきたかと思ったら。。。

昨日は丸一日お休みの日で、「明日はホールリハーサルもあるし、追い込みで練習
頑張るぞ～」
と張り切って午前中から練習しだして2時間たったところで、
バラード2番の激しい部分に入ったところで



右手の４・５で弾く和音をつかんだ瞬間、薬指の力が抜け「クニャ」っとつぶれた

痛めてしまいました

どうしよう。。。。あと1週間なのに。。。。明日リハなのに。。。。。

でも、以前痛めたときよりはまだ軽いようで、一応手も握れるし、
弱くだったら弾けるみたい。。。

でも、あまりにショックで



今日、取り合えず朝からリハーサルに行ってきました。
まだ強く弾いて本格的に痛めてしまうと怖いので
おそるおそる軽く弾くにとどめました。

残念

そして、整体に行って話しをし気功のようなもので見てもらうと
どうやら小指をひねったらしい。
捻挫のようになっているみたい。
関節は大丈夫だと言われました。

今日は湿布をしてお休みです。

肩や首、背中の筋肉もパンパンでしびれもあったので
すこしお休みします。

せっかく付いてきた筋肉が落ちてしまうのも怖いし
弾いて痛めて弾けなくなるのも怖い。。。

どうにか良くなってくれることを祈るのみ。。。。

リサイタル

リサイタルまでいよいよ1ヶ月を切りました

練習もいよいよ（やっと？）大詰めになってきました

それと同時にプログラムノートもそろそろ書かなければいけません

あれやこれや、やることが沢山

しかし、練習第一心を込めて練習します



皆様のお越しをお待ちしております

発表会

今日は大学時代の門下生（卒業生）の発表会に参加して
リサイタルで演奏する曲を2曲演奏させて頂いて来ました

リハーサルの時にはピアノの鍵盤が軽すぎてコントロールがしにくく
そのせいか暗譜もボロボロに
暗譜したてで「まずい」と練習室にこもって暗譜の復習

そして、一通り練習したら皆さんの演奏を聞かせていただきました
コンクールや演奏会を控えた方たちの演奏で、皆さんとても素晴らしかった
うわ～～私も負けていられないといっても今更なので、、、、
今の生一杯をするしかないです。

リハーサルの時よりもピアノの状態は安定して、弾きやすくなっていました

リハと本番のピアノが明らかにタッチや響きが違う！・と感じたのは2回目。

1曲目、ゆったりした曲。
とにかく、心を込めて音を良く聴いて自分の音楽を演奏しようと努めました。
2曲目、アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ。
こちらも色々やらかしましたが、今までに無く、色々積極的に表現できた気がします
そして何より演奏していて楽しかった
演奏会の最後は私は思い切って弾ける曲が合っているみたい
前回はリストのスペイン狂詩曲でしたが、こちらも「さあ最後だ！思いっきりいくぞ！！」と
演奏して楽しめましたし。

とにかく今回、お客様の人数は少なかったのだけれど、シ～ンと私の演奏を集中して
聴いてくださっている空気が伝わってきて、何となくそのエネルギーに
まだほんの少しだけれど答えられた瞬間があって、とっても楽しかった
何だかいい雰囲気がつかめた気がしました

あとは残り1ヶ月ちょっと、丁寧に仕上げていけば本番思い切って楽しんで弾ける
感じがしました

そして、周りで頑張っている人の演奏を聴くというのも、やはり刺激になりますね
自分の甘さにも気づかされますし、私ももっと頑張れる・頑張らなきゃ・というエネルギーも
もらえましたし、また自分のいい所も発見できたと思います
やっぱり人それぞれ個性がありますから、人と同じようにしようとしても向き不向きもありますし。
努力はしつつ、自分の持ち味の良い部分は大切にしないと、皆同じ演奏になってしまいますし、
それぞれに自分の良い部分を延ばしていけば音楽も面白くなると思います。

私は私の「良い部分」を大切に磨いていきます
そして、弱い部分もゴシゴシ磨いて頑張ります（笑）

体作り

今年の猛暑による夏の疲れが出てきたのか、
またまた体がお疲れ状態。。。

練習もやりたいのだけれど、気持ちはあるのだけれど
体が付いていきません

練習していても、全く集中力が続かない

体力勝負のこれから、気持ちばかりが焦ってしまいます。

半年前から体力づくりのため、週に2回簡単な運動に通っています。
その結果、一応始めた頃よりは筋肉量が１％は増えました。
でも、まだまだ平均以下

そのせいか、腰痛も以前ほどひどくはないにしてもぶり返してきて
練習していても足の痺れと腰の違和感で、少しやってはストレッチ
少しやってはストレッチの繰り返し
やっぱり何事においても先ず健康って大事
体が元気ならば、やる気も起きるし頑張れますからね
何だか父の言葉を思い出します。。。。
「体を大事にね。健康だったら何だってできるんだから」。。。。。
本当にそう。。。

体の中からエネルギーが沸いてこないので、こりゃまずいと思い、
数日前から以前本を見ながら独学でやっていたヨガを再開しました

そんなに本格的にやっているわけではないのですが、
ヨガのためか、睡眠が深くなったように何となく感じます

みなさまに良い音楽をお届けできるよう、時間を上手に使いながら、
体も作って、体力付けて頑張りたいと思います

チラシ

もう9月だというのに、毎日暑いですね
そしてまだまだこの暑さは続くようです。。。

ようやくチラシが出来上がりました
コンサートがクリスマス近くということで、少し雪景色を思わせるような
素敵なチラシとなりました


あとは自分が頑張るのみです
宜しければお近くの方は、是非お越し下さい

最近、夏バテなのか寝不足のせいなのか、眠くて眠くて
そして、ちょっとお疲れ気味です
折角時間があっても、体力が無くて寝てしまう。。。
おととい、やっとまとまった時間が取れて5時間は練習できました。

体力付けて頑張らないと

みなさんも、夏バテしないようお過ごし下さい

チラシ・デザイン

昨日の夜（正確には真夜中から今朝方）リサイタルのチラシのサンプル10案と、
今日も夕食後にサンプルから絞り込んでから、あれこれ考えて訂正したりしていました。

細かいことをやりだすと、結構大変な作業です。
配置などは意外と簡単に決まったのですが、色が難しい

少し濃くしたり薄くしたり、寒色系にしてみたり暖色系にしてみたり、
背景色によっては目立たなくなってしまったり。。。

普通紙に試し印刷してみると、今度はPC上で見るのと色味が暗くなるので
雰囲気が違ったり。
きちんとしたチラシ用の紙であれば、おそらく発色が良くなるのでPC上で
見ている色味のようになるのでしょうが、そこが定かではないので
これまた難しい
ようやく、デザインが出来上がりました

今回は、両面印刷にしてみました

ですが、何だか本格的になってきてしまって（という言い方もおかしいのですが）
少々気後れしてきました
内容をしっかりしないと、元も子もないですし。。。
益々頑張らないと

ううう～～、楽しみ半分、プレッシャー半分

まあ、最終的には自分の力以上のことはできないのだから、
最大限の自分の持っている力を出し切れるように、
とにかく頑張るしかないです

写真撮影

今日は、サロンのようなちょっと素敵なホールをお借りして
リサイタルのチラシに使う写真撮影をしてきました

中々難しいですね～
前回もそうでしたが、素敵な写真と使える写真は違うし、
「光の具合も雰囲気もいいのに、顔の角度がもうちょっと。。。」とか
「いい感じなのに、なんか目をつぶりかけでおしい。。。」とか。
「しわが・・・（汗）」とか（笑）
沢山撮った中で、どんどん絞っていくと10枚くらいになりました。

外で撮ったものも中々よくて、どちらにしよう・・・。

さてさて、どんなチラシに仕上がるでしょうか
お楽しみです

こちらはサンプルです。わざと良く分からないような写真を載せてます（笑）