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1年ぶり [コンサート]

今日は結婚式で曲を作ってくださったシンガーソングライターの「朝音 幸」さんのライブに
行ってきました[るんるん]
私たちのために作ってくださった曲もお披露目となりました。
1年ぶりに聴いて、またジ~ンとしてしまいました[ぴかぴか(新しい)]

幸さんの音楽は、お人柄が現れていて、温かく柔らかく、好きです。
トークも挟みながらのライブでしたが、そのお話も[黒ハート]

印象に残ったのは、「音」についてのお話。
スウェーデンに旅行に行ったときに、福祉にも力の入っている国なのに、信号機に
目の不自由な方のための合図になる音がないことを不思議に思ったそう。

ところが、数日滞在していると、実はちゃんと音は鳴っていたことに気づいたそう。
小さな音だけれど、鳴っていた!
町がとっても静かだから、耳を澄ませば不快にならない程度の音がきちんと聞こえるそう。

音の渦の中にいたため、来た時には聞こえなかった小さな音が、静かなところに数日いることによって
本来の耳の聴覚能力が研ぎ澄まされ、聞き取れるようになったのですね[グッド(上向き矢印)]

音があふれていると、大きな音に慣れてしまい、耳も鈍感になってしまうのでしょうね。
いくつもの音が同時に鳴っていると、聞き分けるには集中力がいりますし、
いつもいつも認識していると疲れるから、聞こえていても聞こえないように耳が自己防衛のため
どんどん鈍感になっていくのかな。。。

それが、静かなところへいくと、きっと耳の緊張だったり疲れだったりも解けて、
脳もリラックスしていき、きっと聴覚も研ぎ澄まされるのだと思います。
日本人と外人(ヨーロッパ)のピアノでも、音の聴き方が違うのはこういうところから
くるのでしょうか。。。
ピアノ演奏でも、ガンガン弾いていると、だんだん耳がキュ~ンとふさがる感じがしたことが
あります。5年位前でしょうか、この現象に悩んだ(?)こともありました。
客観的に音が聴けていなかったから、弾くことに必死になりすぎていたときでした。

「耳を澄ます」という感覚を持つと、日常生活でもピアノでも随分見えてくる(聴こえてくる)
ものが違ってきます[るんるん][ぴかぴか(新しい)]

小さな子供でも、(これも今日のライブのお話)いつもいつも大きな声で叱っていると、
それに慣れてしまうのでしょうね。叱られても「いつものこと」と思ってしまうのか、
やめません。
けれどある日、ヒソヒソ声で「○○しないで」と言ったところ、子供が注意を向けたそうです。

小学校の先生もよく使う手ですよね[ひらめき]

「慣れ」とは恐ろしい物。
大事なことを言っていても、「いつものね」と流されてしまっては伝わらない。。。
いかに注意を向けてもらえるか、「意識」して聴いてもらえるか。。。
教える立場としては、そういったことも腕次第・というところでしょうか。
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