花粉症

年々酷くなって、
「花粉症かも」
「嫌違う」

「やっぱりそうかも。。。」
「いや、違うはず」

そして今年「やっぱり花粉症だわ」
と認めざるを得なくなりました。

鼻づまりに鼻水、喉のイガイガに目のかゆみ。。。
コンタクトをしているのですが、夜の8時を過ぎると、もう猛烈なかゆみに襲われます
鼻づまりで息苦しく、夜も寝苦しく、遂に市販のお薬を買いました。
これで鼻づまりは大分よくなりました。

しかし目のかゆみが何日か続き、日に日に時間が早まってきて、
遂に昨日はまぶたの裏のボコボコが酷くなりすぎて、瞬きをするとコンタクトが
ずれてしまうほど
絶えられずに外してしまいました。
レッスンも残っていましたが、メガネを持っていなかったので楽譜に張り付いて
弾いてみせたり（恐らく楽譜から10センチくらいのかぶりつき状態（笑））世の中が良く見えず
何だかとても疲れました。

お仕事もありますが今日は、メガネで一日過ごします。。。

そういえば、去年もこの頃「コンタクトはしばらく駄目」と眼科で言われ
メガネでレッスンをしたら、ある生徒ちゃんに
「何とな～くおばさんぽい。何とな～くね（笑）」と言われてしまった
子供は正直だわ・・・。

嬉しい報告

受験も終わり、嬉しい報告が届きました

中学受験をしたYちゃん、見事第1志望に合格しました
おめでとう～～

塾に通いながら、塾が終わった夜にレッスンに通って、本当に頑張って
偉かったね
できる子は、両立できるものですね

お勉強で使う脳と、音楽で使う脳は違うので、勉強の合間にピアノを弾くことは
脳にもリラックス効果をもたらすそうですし、上手に付き合えると相乗効果も期待できるかも


そして、伴奏をさせて頂いていたコントラバスの生徒さんも見事第1志望の
桐朋学園大学に合格しました
本当におめでとう～～
学生生活が有意義な物となるよう、沢山吸収して頑張ってくださいね
とっても素直な子なので、いくらでも成長できる要素があると思います


子供でも大人でも、素直な人は上手になりますよ
先生はあなたを良くする為に色々アドバイスしてくださっていると思います。
先ずは、聞く耳を持ちましょう！
それが上達への第1歩です

新しい仲間８

先月、3歳になったばかりの男の子が体験レッスンにいらっしゃる
ということで、教材研究から始まりました。

3歳児のレッスンは初めてだったので、先ずはピアノを弾くことよりも
色々な決まりや覚えることや音楽と仲良しになることを楽しく身に付けられる
教材はないかと早速ヤマハへ。
4時間ほど、殆どの教材を引っ張り出し、見比べ、検討し、よさそうな物を
ピックアップ。
それから、それらをどう組み合わせてレッスンを進めるかを検討。
取り合えず教材は決まり、持ち帰った。

そこから数日かけて、更に教材研究。
それぞれの教材の進度、内容を全て検証し、どこでどの教材を加えていき
どの辺りからピアノに入るか。。。
などなどを何度も検討。。。。

とはいっても、その子その子で理解度・成長度合いも違うので
計画表から外れていくこともあると思いますが。


そして、先日体験レッスンを行いました。
最初は人見知りしてたのかな、反応もなく「。。。。どうしようかな」と
思いましたが、歌って体を動かしだすと（私もリラックスしてもらう為に
ちょっと笑わせに入りましたが）かわいい笑顔が溢れました
良かったよかった

そして、新しく仲間に加わることとなりました
しっかりお話の間も座って待っていられたり、落ち着きのある男の子なので、
楽しみが分かってきたらグングン吸収して、どんどん成長するのではないかしら
とっても楽しみです

そして、今回改めて殆ど全ての教材に目を通したことで
すでにレッスンしている子たちにも使える教材も見つけました
少しずつ加えていって、良い影響が与えられればと思います

金子みすゞ

今日は日本橋三越で開催されている「没後80年　金子みすゞ展」へ行ってきました。

26歳という若さで一人娘を残し自害してしまった童謡詩人です。
感性のとても豊かな人だったがために、とても悲しいこのような道を選んで
しまいましたが、その優しい目線や子供でも分かる易しい言葉で書かれた詩で
あるため、最近では小学校の国語の教科書にも詩が採用されています

易しいけれども、読めば読むほどに深いのです

様々な目線から書かれた詩は、「大人」になってしまった私たちに、
子供だったあの頃の、純粋な思いだったり目線を思い出させてくれたり、
ほんわか心を温めてくれたり、懐かしい気持ちにさせてくれたり、
心を正されたり、生き方を教えられたり。。。。

シンプルゆえに、様々な年代の人に読まれ、様々な解釈だったり
視点で受け取れるのではないかと思います。

そして、みすゞさんの詩に惚れて、様々な方がその詩に曲を付けています。

その中で、私は中田喜直先生が作曲された「ほしとたんぽぽ」をこれまで
何度となく伴奏者として小学校やコンサートで演奏させて頂きました。

詩の世界を見事に捕らえた中田先生にも脱帽です
「童謡歌曲集」なので、2～4ページくらいしかない短い曲ばかりですが、
詩の何とも懐かしいあの頃を思い描くような音だったり、
みすゞさんの独特の世界観をうまく捕らえ「歌曲」ではなく「童謡歌曲」としたところが
本当に素晴らしく詩とマッチしているのです

こちらの音楽も、子供が聴いても大人が聴いても、それぞれに
それぞれの目線で受け取れる音楽になっていると思います。

世界的にも翻訳が進み、みすゞさんの詩が広まっているそうです。

本当に世界中の人が、金子みすゞさんのような優しく温かい心と
目線を持って物事や世界を見られたら、きっと戦争はなくなるのではないでしょうか？

そして、素敵な愛に溢れた世界になるのではないかしら


　　　　《たいりょう》
　　　　　　あさやけ　こやけだ
　　　　　　たいりょうだ
　　　　　　おおばいわしの
　　　　　　たいりょうだ。

　　　　　　はまは　まつりの
　　　　　　ようだけど
　　　　　　うみの　なかでは
　　　　　　なんまんの
　　　　　　いわしの　とむらい
　　　　　　するだろう。


　　　　《つもったゆき》
　　　　　　うえの　ゆき
　　　　　　さむかろな。
　　　　　　つめたい　つきが　さしていて。

　　　　　　したの　ゆき
　　　　　　おもかろな。
　　　　　　なんびゃくにんも　のせていて。

　　　　　　なかの　ゆき
　　　　　　さみしかろな。
　　　　　　そらも　じべたも　みえないで。


　　　　《わたしと　ことりと　すずと》
　　　　　　わたしが　りょうてを　ひろげても、
　　　　　　おそらは　ちっとも　とべないが、
　　　　　　とべる　ことりは　わたしのように、
　　　　　　じべたを　はやくは　はしれない。

　　　　　　わたしが　からだを　ゆすっても、
　　　　　　きれいな　おとは　でないけど、
　　　　　　あの　なる　すずは　わたしのように
　　　　　　たくさんな　うたは　いらないよ。

　　　　　　すずと　ことりと、　それから　わたし、
　　　　　　みんな　ちがって　みんな　いい。